500ccクラスにステップアップした時のマシンホンダ・NSR500
NSR500の活躍の歴史
NSR500は1984年に初めてWGPに参戦し、その後大きな活躍を見せてきました。
1985年には早くも7勝をマークしてタイトルを得ています。
1994年から1999年にかけて6連覇の偉業を達成しています。
NSR500はNS500を改良して設計されています。
WGPのレース展開の高速化に対応するためにNSR500が誕生することになりました。
NSR500にはV型4気筒のエンジンが搭載されています。
このエンジン性能を十分に活かすための車体の改良も施された結果、優勝をすることができるようになりました。
ホンダ社は、NSR500の性能に満足することなく、その後もいろいろな改良を加えてきました。
どのような状況下であっても確実にスピードを出せる仕様を実現するに至っています。
その努力の甲斐もあって、シーズン6連覇の偉業を達成しました。
1997年には15戦戦って、全て優勝という快挙も成し遂げています。
2001年は、ロッシ選手がNSR500によってホンダのWGP500勝を記録しています。
数々の記録を達成してきた、ホンダのNSR500でしたが、2002年以降は後継車に活躍の場所を譲ることになりました。
後継車でRC211Vがその後は大きな活躍を見せています。
RC211Vの基本設計の中には、NSR500のノウハウが生かされています。
今なお人気の車
NSR500 はいまも多くのファンに愛されています。
実際に乗ってみると、その走りの良さに一般のライダーも感激を覚えるからです。
レーサーになった気分で、バイクを乗りこなせるようになるというのは、バイクファンにとって大きなインパクトを持っています。
しっかりとした、デザイン設計によって生まれたNSR500ですので、長期に渡って安定の走りを約束してくれるという魅力に富んでいます。
日本車の強み
車の性能を十分に活かして行くには、ケアがとても重要なポイントになります。
日本製の車ですので、部品などの調達も容易に行うことができますので、いつも良い情愛を保つことが出来るはずです。
しっかりとした、車ですので、トラブルの可能性はほとんどありませんが、それでも車のケアは定期的に行って行くようにすることが肝要です。
ホンダ系列のバイクショップに依頼するのがオススメです。
タイヤの圧力などもモニターして、適切な状態を保つようにするといいでしょう。
エンジンオイルも劣化をする前に、新しい物に交換すべきです。
自分の身を守ること
NSR500は安定した走行を約束してくれる車ですが、2輪車ですので転倒の可能性が全くないということにはなりません。
自分の身を守る工夫も求められます。
丈夫なヘルメットや、ジャケットを常に着用しておくようにすべきです。
また、スピードの出し過ぎには、注意が必要です。
まさかのトラブルに巻き込まれてしまった時に、備えてバイク保険などに加入をしておくことも忘れずに行っておきたいものです。