ロッシが最速であることを証明をしたヤマハYZR-M1
ロッシと共に歩んだYZF-R1
ロッシは2004年にヤマハへ加入すると、1年目からタイトルを獲得。
ロッシは異なったメーカーのマシンで連覇した唯一のライダーとなりました。
ホンダ在籍時はマシンの力で勝ってきたという陰口をたたかれていましたが、自身の力で証明したのです。
2005年も11勝を挙げ、5年連続でタイトルを獲得します。
2006年はトラブルに見舞われ2位に終わり6年連続でタイトル獲得とはいきませんでした。
2007年はレギュレーションが変更となり800ccとなり、ロッシは3位で終わり、ドゥカティのケーシー・ストーナーが圧倒的なタイトルを獲得します。
しかし、2008年、2009年は連続タイトル獲得を果たしました。
2010年は転倒によって大けがを負いますが、不屈の闘志でランキング3位となります。
弱点を克服したYZF-R1
2003年モデルではハンドリングや取り回しの良さに優れていましたが、エンジンに問題がありました。
そこで、ロッシと共にホンダのチーフエンジニアだったバージェスも引き抜きます。
何度もテストを重ね、エンジンパワーよりも出力特性に重点を置いて開発しました。
結果としてロッシに「Sweet」と呼ばれるほど穏やかな出力特性になり、エンジンからタイヤに伝わるトラクションも改善したのです。
2004年モデルは問題点が解決され、ロッシがタイトルを獲得したのでした。
YZF-R1がベースのYZF-R1M
YZF-R1をベースに市販されているのがYZF-R1Mです。
MotoGPの技術を転用し、排ガス規制にも対応しています。
走行中のあらゆる詳細なデータを記録するコミュニケーション・コントロール・ユニットは、Android/iOSアプリでチェック可能です。
YZF-R1Mの過去車の買取り査定(バイク買取査定はバイクワン)が高いことからも、YZR-M1は今でも大変人気であることがわかるのではないでしょうか。
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